カルーセル広告とは、1つの広告に対し複数の画像や動画を横並びに表示できる広告フォーマットです。従来の広告は一つの画像と文章のみでしたが、最近はInstagramやTwitterなどでカルーセル広告を見かける機会が増えています。
では、カルーセル広告はどんなシーンで活用ができるのでしょうか
カルーセル広告のメリット
カルーセル広告は、他の広告フォーマットに比べて画像に情報を載せて発信できるのが大きな強みです。特に視覚への訴求が特に大切となってくる商品、衣服や漫画などで利用されることが多いです。
複数の商品を紹介する場合
複数の画像からそれぞれ違う商品、サービスを紹介することで、画像に多くの情報量を載せ、読者に届けることができます。
複数の商品やサービスを宣伝する場合は、各カルーセルカードで紹介している商品へ、直接アクセスできるリンクを用意しましょう。
例えば、ブラウスを表示するカルーセルカードにはブラウスのページへのリンクを、靴を表示するカルーセルカードには靴のページへのリンクを設定しましょう。
一つの商品をより詳しく、より深く説明する場合
サービスをダウンロードしたり、商品購入を終えたあとのイメージを、多くの画像を使ってより詳しく説明できます。一つの商品を様々な角度から撮影した画像を何枚かに分けてユーザーに見せたい場合や、一つのサービスから様々な用途を提案したい場合、つまり一つの商品について深い説明をしたい場合も、このカルーセル広告は非常に有用となります。
Line dynamic Adsに対応している
カルーセル広告のデメリット
クリック率が高くない
カルーセルは複数の訴求が可能ですが、そもそものクリック率は高くありません。
なぜかというと、ユーザーがカルーセルが表示されている最上部に留まることが少ないからです。
なので、訴求したい商品の数などによっては、カルーセルを採用することが最良の選択肢ではないことがあります。
伝えたい情報によってはカルーセルは不向き
カルーセルは、情報をスライドで見せることができるので、複数の情報を訴求できます。しかし、ユーザーのほとんどは最初のスライドしか見ないので、企業側の意図とユーザーの解釈が違ってしまう可能性があります。
情報を表示しようとしても、ユーザーの目に留まらない・無視されてしまうことが殆どと言われています。なので、事前に伝えたい内容をしっかりとまとめるなど、訴求するための工夫をしましょう。
では、実際にLINEでカルーセル広告を入稿する場合はどのような手順で行えばよいのでしょうか。LINEでも広告には入稿規定があります。
広告入稿内容(ウェブ)
■画像/動画/カルーセル/画像(小)※1
「メディア」より入稿したものを選択
■タイトル※2
20文字以内(半角全角問わず)
■ディスクリプション
75文字以内(半角全角問わず)
■ボタン
管理画面内の選択肢より選択
■ランディングページ
LPのURLを記入
■リンク先URL(任意)※3
計測ツールを使用する場合などに発行されるパラメータ付のURL
■インプレッショントラッキングURL
サードパーティー計測サービスから提供されたURLを入力してください。計測機能では、ニールセンのデジタル広告視聴率がサポートされています。
※1:広告グループで「課金:CPC」を選択した場合は「動画」は選択できません。
※2:「画像(小)」を選択した場合はタイトルに加え、「長いタイトル(1行目)(2行目)」を入力する必要があります。「長いタイトル」はそれぞれ17文字以内で入力し、タイトルが切れないよう上下に分けて表示の調整を可能にします。「画像(小)」の場合は広告が表示される場所に応じて、「タイトル」または「長いタイトル(1行目)(2行目)」のどちらかが表示されます。計測ツールなどのパラメータ付URLはリンク先URLに設定してください
詳しい入稿規定はこちらからご覧ください。
入稿の際の注意点
画像は正方形のみ
カルーセルフォーマットでの画像サイズは正方形のみと規定されています。元々正方形サイズの枠が多いLINE広告ですが、もし既存で代用できない場合は準備してから入稿していきましょう。
まとまりのある画像を設定する
雰囲気がよく似ている画像や動画を連ねて使うと、読者がより見やすいと感じる広告が完成します。またカルーセル広告で最も重要なのが魅力的な画像を使うことです。撮影などにもこだわりましょう。
まとめ
カルーセル広告では、さまざまなシーンで活用できます。新しい機能を利用して、自社の商品をアピールしましょう。