LINE公式アカウントの料金プランが来年から改定されます。
今回は新プランについて解説を行っていきます。ぜひお役立てください。
変更内容
現行のプラン
出典:LINE
現行のプランは、フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランで構成されています。フリープランは利用が無料となっており、1000通のメッセージを送ることが可能です。
また、ライトプランでも追加メッセージを送れる仕様になっています。
新プラン
出典:LINE
新プランでは、フリープランの名称がコミュニケーションプランに変更されています。また送信可能な無料メッセージの数が1,000通から200通になりました。またライトプランでの追加メッセージの送信も不可に変更されています。
月額固定費はどのプランとも変わっていません。
課金対象になるメッセージとは
LINE公式アカウントは様々なメッセージ機能がありますが、そのすべてが課金対象と言うわけではありません。課金対象であるメッセージと、そうでないものに分けることが出来ます。
【カウントされるメッセージ】
- メッセージ配信(絞り込み配信,ステップ配信含む)
- Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」
【カウントされないメッセージ】
- LINEチャットの送受信
- 応答メッセージ
- AI応答メッセージ
- あいさつメッセージ
- Messaging APIの「Reply API」
なぜこのような変更がされたのか
主にフリープラン、ライトプランをご利用の方に向けての変更でしたが、なぜこのような変更が行われたのでしょうか。
LINEの公式サイトによれば、今後の活動を踏まえて、料金プラン改定が行われたとのことです。
「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がユーザーにとって「本当に欲しい情報」を届けることで、ユーザーひとりひとりに最適化された双方向のコミュニケーションサービスを目指しています。
(中略)さらに、今後は企業・店舗とユーザーとの双方向の深い繋がりを生み出せるサービスを目指し、下記のような取り組みを進めていきます。
- 「LINE公式アカウント」上のサービス利用情報やアンケート結果などのユーザーデータとの紐づけ※による、より高度なメッセージ配信の最適化
- PayPayやYahoo!JAPANなどのZHDグループ各社サービスとの連携によるユーザー接点の強化
- 業種特化型パッケージプランの提供
このような今後の活用の方向性を見据え、2023年6月(予定)に「LINE公式アカウント」の料金プランを改定する予定です。
LINE公式ホームページより
新料金プランの適応について
アップグレードする場合
月中でのプランアップグレードに関しては、現行は申請していた次月から適用がされていました。プラン改定後は差額の支払いにより、月中から適用されます。差分の通数が利用可能です。
ダウングレードする場合
ダウングレードに関しては、現行の制度と変わりません。次月からの適応になります。
日割り適用が廃止に
フリープランからライトプラン、フリープランからスタンダードプランに変更した場合、現行のプランでは、変更月は日割り金額を支払うシステムでした。
付帯する無料メッセージ通数も日割りとなっていましたが、2023年2月1日からは変更月も日割りではなく月額費満額の請求となり、無料メッセージも全数付与に変更されました。
いつから新プランが適応されるのか
新プランは2023年6月1日(一部2月から)に適応されます。それまでは現行のプランを引き続き利用可能です。
まとめ
- フリープラン(旧)→コミュニケーションプラン(新)に名称が変更
- コミュニケーションプラン(旧フリープラン)での無料配信できるメッセージ数が1,000通から200通に
- ライトプランでの追加メッセージ購入が不可に
- 日割りでの支払い方法が廃止に
以上が変更点になります。来年の6月から適用されるプランとなっていますので、ぜひお役立てください。
料金体系変更にうまく対応するには
今回の変更で、一番大きな問題となるのは、配信できる通数が大幅に削減されることです。
この問題に対応していくには、どのお客様にどの配信を行うかを明確にし、適切な配信のマネジメントを行う必要があります。しかし、LINE公式アカウントの、従来の配信機能では、お客様を明確な属性に分けて、配信することが出来ません。
株式会社AIBOTが提供する超集客型LINEシステム「LIBOT」では、お客様からのアンケートの回答情報をもとに、明確なセグメント分けを行うことが可能です。
例えば、男性/女性に分けて配信をすることや、男性かつ30代の絞り込みをして、配信が出来ます。
LINE公式アカウントのプラン変更で、配信通数の課題が発生しそうなアカウントオーナー様は、
ぜひこれを機に株式会社AIBOTにお問い合わせをしてはいかがでしょうか。