LINE公式アカウントを運用するうえで注意点やメリットについて徹底解説

みなさんはLINE公式アカウントを効率よく利用できているでしょうか?

LINEは今や約8800万人以上が利用している日本最大級のSNSアプリケーションになります。

このLINE公式アカウントを使いこなせるかどうかで集客やマーケティングの質は格段に変わってきます。
今回はこの公式LINEアカウントについて、メリットやデメリットなど紹介していきたいと思います。

目次

LINEは日本での約8800万以上のダウンロードがされている

みなさんはLINEはご存じですか?
LINEは日本人の8800万人以上が利用しているSNSアプリケーションです。

LINEアプリはスマートフォンやタブレット端末、PCなどで利用でき、アプリ上で友達や家族と繋がることで無料通話やチャットの機能が使えます。

LINE上ではスタンプをダウンロードしたり購入することもでき、スタンプやチャットを送り合うことでより簡単にコミュニケーションが取れるのもLINEの特徴です。

メールや他SNSに比べて簡単に連絡が取りやすいので日本でのユーザー数は年々右肩上がりになっています。

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとはビジネス用の承認済みアカウントになります。

LINEでは知り合いの友達を登録できるほかに、お店や企業が運営する「LINE公式アカウント」と呼ばれるビジネス用のアカウントと友だち登録をすることも可能です。LINE公式アカウントを登録することで、クーポンや新サービス、お得な情報などを受け取ることが出来ます。

以前はビジネス用途のLINEとして、LINE公式アカウントやLINE@などアカウントに種類がありましたが「LINE公式アカウント」に統一化されました。

LINE公式アカウントは今300万種類を超える数存在しています。

LINE公式アカウントでできるスゴイこと5選

ビジネス用途のLINE公式アカウントでは、クーポンやお得な情報、新サービスの宣伝等、様々なことができます。

その中でも営業するにあたってかなり効果的なことを5つ紹介していきたいと思います。

その1:幅広いターゲット層(LINEユーザー)にリアルタイムで情報を流せる

日本でのLINEのユーザー数は8800万人を超えています。
この約8800万人に対して営業をかけられるとすると…かなり効率のいいスゴイことだと思いませんか!?

下記の年代別のSNS利用率を見てみると特に10~70歳まで全ての年代で幅広く利用されていることが見てわかります。(【SNS】LINE利用率8割超え:10~30代は9割が利用(2021年5月20日)|レポート|NTTドコモ モバイル社会研究所 (moba-ken.jp)より)


LINEは10~30歳で9割の人が利用しており、また60代で74.3%70 代でも 62.9%とシニア層でも他のSNSよりも圧倒的な利用率なのが分かります。

年齢層にかかわらず幅広い顧客に対してリアルタイムでアプローチ(情報提供)することができるのがLINE公式アカウントの一番の強みになります。

その2:公式アカウントを無料で運営も可能!ユーザー数によって選べる3種類の料金

LINE公式アカウントは無料で運営することもできるのです!

LINE公式アカウントの運営にはユーザー数やメッセージ数によって料金が変わってきます。詳しくは下記のグラフをご覧ください。

フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額固定費 無料 5,000円 15,000円
無料メッセージ通数 1,000通 15,000通 45,000通
追加メッセージ料金 不可 5円 ~3円

詳しい見積もりなどをしてみたいという方は下記のサイトで無料で見積もりをすることができるので確認してみることをお勧めします。LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター|LINE for Business (linebiz.com)

無料なのは友だち1000人ではなくメッセージ1000通までになっています。

100人の友だちに毎日メッセージを送ろうとすると10日で1000通に達してしまうので、意外と早い段階で有料プランへの加入を求められるので注意が必要です。

その3:メルマガよりビジネス集客やマーケティングに最適!カスタムが豊富

LINE公式アカウントでは、ユーザー数が多いことはもちろんのこと、集客やマーケティングに最適な環境になっています。
一般的にLINE公式アカウントには以下のような機能があります。

LINE公式アカウントの機能
  • 分析様々なマーケティング効果の分析
  • リアルタイムでの情報提供:友達追加しているユーザに対してリアルタイムでの情報発信が可能
  • クーポン:友だち登録してくれたユーザーに対して購入を促す割引クーポンなどを発行できる
  • 抽選:クーポンが当たる抽選機能
  • アンケート:顧客にアンケートに答えてもらうことで、顧客ニーズの把握等マーケティングに必要な様々なデータを収集可能

上記の機能を使うことでより集客やマーケティングに生かすことができます。

日本人が約8800万人利用しているLINEだからこそ、この上記機能を使うことでより幅広くマーケティングや集客を行うことができるのです

その4:友達追加したLINEユーザーに対して個人間でのチャットも可能!

LINE公式アカウントでは一斉送信だけでなく通常のLINEアカウント同様に、1対1でチャットのやり取りをすることも可能なのです!

例えば、個人に対して個別に対応できるのでメールでの対応同様にユーザーに対して密にやり取りができるので、未然にコミュニケーションエラーなどを防げぐことができます。

お問い合わせなどにこれらを使うことで、より一層お客さんとの信頼感を得ることもできるのです。

その5:登録者の名前とデータを確認できるのでメンバー登録や予約などの管理が容易

LINE公式アカウントでは友だち登録してくれた人、一人一人のデータを(名前やトップ画像、IP等で)管理することができます。

LINEは電話番号をもとに個人アカウントを作成しているので一人一アカウントが基本になっています。
そのため、メンバー登録や予約情報など個人個人を特定しておきたい場合などにとても便利になっています。

メールアドレスでしか把握することのできないメルマガに比べて、名前と写真(厳密にはアカウント名とアイコン)を確認することができ、個人個人の管理をしやすいのはLINE公式アカウントならではの強みになっています。

公式アカウントを運用することで得れる10のメリット

LINE公式アカウントを使うことで得られるメリットは数多くあります。その一つ一つについて解説していきましょう。

メリット1:圧倒的ユーザー数

LINEは上記でもふれたように日本でも8800万人以上にダウンロードがされている、国内最大のSNSアプリケーションになります。

その8800万人に対して効率よくアプローチできるのがLINE公式アカウントを運用するうえで最も重要になってくるメリットともいえるでしょう。

道端で立って通りかかる人に営業をかけるよりも、全国8800万人に対して簡単に営業をかけることができると考えるとその効率性や効果は格段に高くなります。

メリット2:マーケティングにおける分析力の高さ

LINE公式アカウントはマーケティングに特化した機能を数多く備えています。さらにこれらの機能は無料で利用することもできるのです。(メッセージ件数に応じてが値段が発生する場合があります。)

  1. 友だち
  2. メッセージ配信
  3. チャット
  4. タイムライン
  5. クーポン
  6. 予約
  7. ショップカード
  8. プロフィール

また、株式会社AIBOTが提供しているLIBOTではさらに効率よくマーケティングや営業をかけることができます。

LIBOTは友達紹介機能を効率よく運用することで更なる集客を実現しています。
また、マーケティングに特化しているため分析や効果的な宣伝も可能になっています。

下記リンクで詳細を解説しています。無料でお問い合わせをすることもできるので是非ご覧ください!

株式会社AIBOT (ai-bot.co.jp)

メリット3:ユーザーの年齢層の広さ

LINEは8800万人以上のユーザー数がいるだけあって、ほか有名SNSと比べて様々な年齢層に対してアプローチができるのもメリットの一つです。

年代 LINE Twitter Facebook
10代 94.6% 80.1% 68.0%
20代 92.9% 75.4% 63.4%
30代 89.8% 52.4% 45.8%
40代 83.8% 40.2% 35.2%
50代 79.8% 34.1% 27.7%
60代 74.3% 21.9% 17.1%
70代 62.9% 16.8% 9.8%

https://www.moba-ken.jp/project/others/sns_index.htmlより

どの年代も他アプリケーションに比べて利用率が高いことが分かります。

また、この幅広い年齢層を活かし、各年齢層に応じた集客やマーケティングを行うことができるのもLINE公式アカウントのメリットになっています。

メリット4:月1000通まで無料で運用することが可能

LINE公式アカウントは、月1000通のメッセージまで無料で送信することができるのです。

LINE公式アカウントでは下記の3つのプランがあり、売り上げが出てくるほど優良プランへの移行をするのがベストになっています。

しかし、メルマガの場合には、月1万程度の定額で配信数が無制限になることが多いので、大規模な集客の場合にはメルマガに優位性がある場合があります。

フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額固定費 無料 5,000円 15,000円
無料メッセージ通数 1,000通 15,000通 45,000通
追加メッセージ料金 不可 5円

~3円

メリット5:ユーザー側の登録の作業が少ない

LINE公式アカウントはメルマガなどに比べてユーザー側の必要な作業が圧倒的に少ないことがメリットの一つとして挙げられます。

従来のメルマガでは指定のフォームに自分のメールアドレスを登録する必要がありかなり手間がかかる内容でした。ですがLINE公式アカウントは『友だち追加ボタンを押す→追加を押す』のわずか2ステップだけで作業が完了するのです。

この登録のハードルが下がることで、ユーザーの登録率が上がり、必然的に開封率なども上がってくるのです。

メリット6:ユーザーへの一斉送信に加えて、チャットでの個別対応も可能

LINE公式アカウントでは登録してくれているユーザーに対して一斉送信ができることに加え、個々のチャットで個別に対応することも可能になっています。

一斉送信では自動化ができるので配信する手間を省くことができます。

また、個々のチャットではお問い合わせなど、ユーザー一人一人が抱えている問題点に対して真摯に受け答えをすることが可能になっています。よりユーザーを獲得するためには欠かせない機能になっています。

メリット7:メールを上回る開封率の高さ

LINE公式アカウントのメリットの一つに開封率の高さが挙げられます。

これはユーザーに対して発信した情報がユーザー側がちゃんと見てくれるかどうかのことを指します。

メルマガの開封率20%程度と言われています。

その一方でLINE公式アカウントでは、迷惑フォルダ等がないため到達率は100%、開封率も60%まで跳ね上がります。

日本の8800万人以上のユーザーがほぼ毎日利用しているアプリケーションなので開封率がメールより高くなるのも納得がいきますね!

メリット8:LINE公式アカウントはカスタムすることでマーケティングに最適

LINE公式アカウントは、集客やマーケティングのツールとして非常にうまくできています。
LINE公式アカウントには以下のような機能があります。

LINE公式アカウントの機能
  • クーポン:友だち登録してくれたユーザーに対し、購入を促す割引クーポンなどを発行できる
  • 抽選:クーポンが当たる抽選を開催できる
  • ショップカード:LINE上で発行できる「ポイントカード」機能
  • アンケート:顧客にアンケートに答えてもらうことで、ニーズの把握が可能
  • 分析:様々なマーケティング効果を分析可能

本サイトでも上記機能について解説していますので是非ご覧ください!

また、株式会社AIBOTが提供しているLIBOTを利用することでマーケティングだけでなく集客や、顧客分析などが可能になっています。気になったら無料で相談もできるので下記リンクを見てみてください!

株式会社AIBOT (ai-bot.co.jp)

メリット9:登録者を個別に管理できる

公式LINEアカウントではそのアカウントを登録してくれたユーザーの画像やアドレスで管理することができます。

これを活かしているのがLIBOTです。

LIBOTではその情報をもとにどのユーザーが一番影響力を持っているのか、どの層に拡散しやすいかなどを管理することができるのです。詳細は下記の画像をクリックしてみてください!↓↓

メリット10:プッシュ通知を届けられる

LINE公式アカウントで送信したメッセージは必ずプッシュ通知も届けます。

ブッシュ通知を利用することで開封率は格段に上がります。

プッシュ通知があまりにも多いとブロックされてしまうおそれもあります。そのためメッセージの送信頻度は2~3日に1回が良いでしょう。

LINE公式アカウントの運営で気を付けるべき注意点

注意点1:LINEを使っていない人には配信できない

そもそもLINE公式アカウントでの配信はユーザー側がLINEをインストールしていて初めて成り立つものです。

もちろん、LINEは日本でもかなりの数のユーザーがいますが、そこをしっかりと考慮したうえでン要するようにしましょう。

注意点2:LINEをとってインテも友だち追加をしてもらわないと配信できない

LINEはアプリケーションをインストールしただけでは公式アカウントの配信を受け取ることはできません。

ユーザー側が公式LINEを登録して初めてメッセージを受け取ることができるので注視しておくようにしましょう。

注意点3:スマホユーザー以外へは弱い

LINEはスマホユーザー以外、つまりガラケーを使っている友だちに対する訴求がどうしても弱くなります。

ガラケーだと『タッチ操作ができない』などの制約が多すぎるからです。

そのため、LINE公式アカウントの優れた機能をフルに活かす(視覚効果の高いリッチメッセージで画面タッチを促すなど)ことができません。

自分がターゲットにしているユーザーはガラケーが主体ではないかを確認しておくとよいでしょう。

注意点4:ブロックされてしまう危険性

LINE公式アカウントは迷惑メールフォルダがない代わりに、ブロックを簡単にされてしまう欠点があります。

ブロックとは受け取り拒否のことで、通知や配信、メッセージなどを受け取らないようにする設定のことです。

そのためLINE公式アカウントを運用する際は『いかにブロックを防ぐか』がポイントになります。

LINE公式アカウント開設までの流れを図を用いて徹底解説

LINE公式アカウントは誰でも無料で解説することができます。

アカウント開設までの流れを解説していきたいと思います!

STEP1:公式サイトからアカウント開設orログインをする

下記リンクから公式サイトを開いてLINE公式アカウントを作成をクリックします。

【公式】LINE公式アカウントをはじめましょう|LINE for Business (linebiz.com)

下記画像が表示されたら、【ビジネスアカウント】を持っている人はログインを、作成する場合は解説するをクリックします。

ラインアカウントではなく、ラインビジネスアカウントなので注意しておくようにしましょう!

STEP2:アカウント作成に当たっての必要事項を入力する

下記画像が表示されたら必要事項を記入します。

認証済アカウントに申請される方は、申請に必要な内容を記入した上で申請を行うようにしましょう。

  • 業種

STEP3:管理画面を表示する

これだけでアカウント開設までの作業は終了です!下記の画像が表示されたら登録完了になります。

左にあるサイドバーから様々な設定ができるので覚えておくようにしましょう!

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

今回はLINE公式アカウントの運用に伴メリットや注意点について解説してきました。

LINE公式アカウントを効率よく運用するうえでマーケティングの質は一気に向上します。

しっかりとメリットや注意点を抑えたうえで運用するように心がけましょう。

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